塗料メーカー名&商品名が明記されていますか?
たとえば同じシリコン塗料でも、メーカーによって価格が異なります。
また、シリコン樹脂の含有量や化学結合の強さなども各メーカーによって違いがあるため、品質にも差があります。
そのため「シリコン塗料」という記載だけでは不十分。
どのメーカーの何という商品を使用するのかまで明記されている見積書の方が間違いありません。
塗装面積が「㎡」表記になっていますか?
塗装面積(どれぐらいの範囲塗装をするか)は、塗布量(使用する塗料の量)を算出するために必要な数値です。
つまり、塗装面積が㎡単位で記載されていることは、きちんと塗布量が算出してある証でもあるのです。
使用する塗料の缶数が明記されていますか?
塗料の缶数は、つまり「どれぐらいの塗料を使用するか」ということを意味しています。
使用する塗料の量は各塗料メーカーによって決められており、規定量より多くても・少なくても施工不良につながる可能性があります。
一式表記になっていませんか?
一見すると全てが含まれているような印象を受ける「一式」表記ですが、詳細な情報が明記されていないことほど恐いことはありません。
よくあるのが「塗装してもらえると思っていた箇所が含まれていなかった」というトラブル。
外壁や屋根はもちろん、雨樋や雨戸などの付帯部部分と呼ばれる箇所についても、見積もりに含まれているのかどうか、細かくチェックしましょう。